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旬のうまい魚を知る本 >

▼江戸っ子が好んだ深川どんぶり

江戸期の川柳を調べていると、女性たちを表す隠語として貝類が使われている。これが面白くてついニヤッとしてしまう。アカガイは妙齢のご婦人、シジミは少女、ハマグリは一人前の女性か芸者、アサリは下町の女房を意味する。気取らないところはまさに共通している。
そんな江戸期を描いた時代小説で、江戸っ子が深川どんぶりをほおばる場面を読んでいて、つい生つばを呑み込んだことがある。アサリのむき身を醤油と酒で煮て、その汁でご飯を炊く。炊き上がったところでむき身を加えて混ぜ合わせる。どんぶりに盛り、きざみネギともみノリを散らす。江戸・深川の名物だったから、この名前で呼ばれるようになった。当時は東京湾で大量のアサリが獲れたろうから、今よりもずっと庶民の味だったにちがいない。今味わっても、深川どんぶりはなかなかいける。ときには江戸っ子気分でいかがですかな。




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070326


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 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

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