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旬のうまい魚を知る本 >

▼料理上手の女将はアサリのフライが好物

ぼくはうまいアサリ料理が食べたくなると、福島県相馬市の松川浦まで足を伸ばす。ここは周囲28キロの大きな潟湖(せきこ)で、アサリの絶好の生息地になっている。以前は自然のままに繁殖していたが、今では稚貝を放流するようになった。それでも、ここのアサリは身がぷっくりと太っていてうまいことに変わりはない。
松川浦には多彩なアサリ料理が受け継がれている。それをいつも懇切ていねいに指南してくれるのは、旅館「松葉荘」女将の佐藤順子さん。佐藤家代々のアサリ場を受け継ぎ、アサリ料理の注文があれば、小船の舵を取ってアサリ獲りへ出漁する活発な女将だ。「バター焼き、酒蒸し、吸い物、串焼きなど、ここの食べ方はいろいろあります。なかでも私はアサリフライ大好きなんですよ。大きめのアサリを選び、むき身にしてさっと湯がきます。それを串に刺し、パン粉をまぶして油で揚げるのです」。




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070328


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 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

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