【焼肉手帳】鶏肉 > 正肉・内臓

とりガツ
【とりがつ】

そ嚢（食道の後端にある大きな袋状の部位。食物を一時貯えてから腺胃を経て筋胃に送る器官）のこと。鶏ではこの部位はよく発達している。

12切れもの小片をキレイに刺した、串姿の愛らしさがすばらしい。

食感が豚のガツ（胃）に似ているからこの名がついたというとおり、こりこりの噛み心地は確かに豚のガツを思わせる。でも歯ごたえがありながら、豚ガツよりはやわらかい。

新鮮な魚の胃袋みたいな、ほんのわずか青臭い独特の味は、日本酒にぴったりだ。生醤油で。この串1本が4羽分とレアな部位。

東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015139