【焼肉手帳】鶏肉 > 正肉・内臓
せんい
【せんい】


食道後端のとりガツ(そ嚢。)の下方に繋がり、砂ぎも(筋胃。)のすぐ前に位置する第一胃のこと。前胃ともいい、そ嚢や筋胃に比べるとずっと小さい。そ嚢から送られてきた食物を筋胃に送り出す、いわば中継点の役目を果たす。
写真で見るとおり脂肪がみっしりと巻いた身は、むにむにした歯ざわりがさもモツっぽくていい。歯切れでは負けるけれど、食感は牛タンに似ていなくもない。しかし脂が潤沢なためか、甘さが迫る豊潤な味わいについては、こちらに分があるようだ。生醤油が合う。この串1本が3羽分。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015138 |