【全国五つ星の手土産】関東 > 東京都
雷おこし[常盤堂雷おこし本舗]
【かみなりおこし】

伝統の味を頑固に守る
姿も粋な下町の和菓子
![雷おこし[常盤堂雷おこし本舗]](../img/d054/temiyage102.jpg)
おこしの歴史は古く、唐(中国)から渡ってきた、あるいは昔からの保存食が変化した、など諸説がある。浅草で売られるようになったのは江戸時代後期から。雷おこしの名はむろん、雷門にちなんで名付けられた。菓子としてばかりでなく「家を起こす」「名を起こす」などとゲンを担いで、縁起ものとしても人気がある。
原料は関東は米、関西は粟が基本。当店看板の上磯部おこしも米を使うが、うるち米にもち米を混ぜているのが特徴だ。抹茶・生姜・白砂糖・黒糖と4つの味があり、4種をセットした好評の箱入りのほか、ビニール袋に4種を取り混ぜたお徳用もある。
ほかにも、売れ筋の雷おこしをさまざまに詰め合わせたかみなりや、最高級の極上おこしあさくさ、浅草三社祭の賑やかさを表現した浅草祭など、みやげ向きのおこしのラインナップは豊富だ。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「全国五つ星の手土産」 JLogosID : 14071701 |