【東京五つ星の中国料理】中国料理 > 港区
御田町 桃の木
【みたまち もものき】
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旬を味わい尽くすならこの店
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吉祥寺の竹山房(186頁参照)や新橋の中華鮮味楼などで腕を磨いた小林武志さんが平成17年に開いた店。「体に優しい中華を」という強い思いから、新鮮な旬の食材だけを使った料理を提供している。缶詰や冷凍物はもちろん、高級中華に欠かせないフカヒレやナマコといった乾物類も使わないというこだわりようには、頭が下がる。
野菜は関東近郊の農家と台湾から、魚介類は沖縄や長崎、鹿児島から主に仕入れている。多種多様な食材に合わせ、必然的に調理法も多彩で楽しい。アヒルの舌の山椒、唐辛子、炒め(上掲写真)は、アヒルの舌のコリコリした食感と中国ニンニク、香菜のハーモニーが楽しい北京風、香り豊かな台湾A菜を使った青菜炒めは広東風に仕上げる、といった具合だ。人気店ゆえ、昼夜ともに必ず予約をしてから訪れたい。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「東京五つ星の中国料理」 JLogosID : 14071140 |