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東京五つ星の魚料理日本料理 > 江東区

割烹 やき蛤
【かっぽう やきはま】

焼蛤の後のヒミツの料理も楽しみ

街なかなのに店は鬱蒼といっていいほどの緑に囲まれ、うっかりすると通りすぎてしまいそう。店内はほの暗く、丸太の椅子やら卓袱台やら、隠し砦の一室にでも紛れ込んだようで、外の喧騒はあっという間に忘却の彼方だ。

品書はない。前菜(初めての客にはちょっとした趣向が凝らされている)の次に、ヒバの青葉を敷いたざるが用意され、備長炭で焼くハマグリを、ストップをかけるまで次から次へのっけてくれる。九州各地や鹿島産の焼き立ての香ばしいこと、甘いこと。気がつけば30個や40個はぺろり。いっぺんに150個を平らげた豪の者もいるという。

ハマグリに満足したら、女将に「今日の何か」を尋ねてみる。左頁の品書はそのごく一部。正統はもちろん、ジャンルを超えた料理を作るオールマイティな主人・平山元美さんが、何かステキな一品を隠しているかもしれない。




東京書籍 (著:岸 朝子/選)
「東京五つ星の魚料理」
JLogosID : 14071066


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 東京書籍「東京五つ星の魚料理」

出版社:東京書籍[link]
編集:岸 朝子/選
価格:1,728
収録数:
サイズ:20 x 12.2 x 2cm()
発売日:2008-12-01
ISBN:978-4-487-80247-0

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