【東京五つ星の魚料理】郷土料理・地魚料理 > 台東区
ひがし北畔
【ひがしほくはん】
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料理と地酒でみちのく三昧
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看板の真鱈のじゃっぱ鍋は、冬の東北を代表する料理の一つ。マダラの身・あら・頭・中骨・白子などに加えて椎茸、ニンジン、ネギ、白菜、ゴボウetc.と、鍋に何から何までじゃっぱ(雑多の意)に放り込んで、味噌味の煮え立てをふうふうしながら食べる――のだけれど、残念ながらこの鍋はマダラの獲れる冬限定。でもほかにも当店には、ハタハタやスルメイカ、ニシン、ホヤ塩辛やばくらい(ホヤのこのわた)などみちのくの味が常時10種ほど、それにみちのくの地酒も13種そろうから、いつでも故郷に帰った気分にひたれる。味のわかった大人の客がしみじみ飲み食いするシーンが多いのも、この店のふところの深さゆえ。
各所にねぶた絵や書、壺、大皿などを飾った民芸調の店内では、毎月第2月曜(祝日の場合は第3月曜)の19時30分から、津軽三味線の生演奏が行われている。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「東京五つ星の魚料理」 JLogosID : 14071058 |