【東京五つ星の魚料理】郷土料理・地魚料理 > 中央区
レストラン 坐来 大分
【レストラン ざらい おおいた】
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大分の豊かさを実感させる高級店
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店名は「いながらに大分」、つまり「まるで現地にいるみたいに大分の味や雰囲気を楽しめる」ほどの意。関あじや関さば、カレイ、鱧、鮎など、魚介類は一部を除いてすべて大分県から直送し、野菜類も契約農家から取り寄せる。エントランスの右手には、県の特産品を美しくレイアウトした展示スペースもある。なのに「大分色を前面に出すより、食べて初めて『ああ、大分か』と知ってくれる程度がいい」(総料理長・梅原陣之輔さん)という。
といいつつ微かに、かつ確かに大分の風をまとった料理はどれも洗練を極め、一流店の懐石料理にも引けを取らない。県産の高級素材をふんだんに使って随所に古家具を配した店内は、静謐にして品がよく、ゴージャス。料理に合わせて多彩な地の酒を啜れば、やがて他県人にも、大分の豊かさがくっきりと見えてくる。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「東京五つ星の魚料理」 JLogosID : 14071017 |