【東京五つ星の魚料理】郷土料理・地魚料理 > 中央区
銀座 魚ばか
【ぎんざ うおばか】
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鮮魚は朝獲れの三浦の地魚ばかり
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「魚はブランドではなく鮮度」だからと、活きイカは別として魚介類はすべて、松輪をメインに三浦半島の漁港で仕入れてくる。港で毎日じかに競り落とし、そのままトラックで店に運ぶ。1回に仕入れるのは12~13種。魚ばかが看板にしている「朝獲れの三浦の地魚」は、こうして店に並ぶ。もう一枚の看板の活きイカも、全国に仕入れのネットを張って、決して切らすことはない。
包丁を振るうのは、この世界では珍しい女性花板の岩本(魚遊)美枝さんだ。大きな活きスルメイカも、ものの5分もあればみごとな造りに仕上げてしまう腕前。せっかくの地場の鮮魚だからと余計な味付けはせず、たとえばカマスの塩焼きなら、塩と柑橘類しか使わない。
どうして昼も開けないのかといえば「船を待っての魚だからランチはやらない」という。うーん、残念。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「東京五つ星の魚料理」 JLogosID : 14071019 |