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旬のうまい魚を知る本 >

▼漁師の沖料理で人気

鳥取県岩美町で、ババア改めババチャンに再会した。あらためて観察すると、やっぱり怪魚である。頭の幅は幅広く、体は細長く縦に扁平。口が大きくて歯が鋭く、いかにも獰猛。つぶらな瞳がほかの造りとアンバランスで、それが妙に愛嬌になっている。ウロコは小さく埋没気味で、頭部と腹部にはウロコがない。体色は全体に褐色だが腹部は白色。その姿からキツネとも呼ばれるとか。「味がよいので、地元ではもともと人気があったんですよ。沖合底曳漁の漁師さんたちは、3日に1回は沖で鍋や甘炊きで食べていたと聞いてます」とババチャン肩を持つのは、岩美町浦富で民宿「福の家」を切り盛りする福本則子さんだ。




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070620


【辞典内Top3】 ▼赤・金・黒と、生息する場所によって体色が異なる  ▼鮮やかな赤色は血にヘモグロビンが含まれているため  ▼卵を抱えるメスの商品価値が高い  
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 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

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