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▼「クロミル」の素潜り漁を見学

坂口さんの潜り漁を船上から見学させてもらった。漁船で日間賀島東港を出ると、砂浜沿いに５分ほど走って漁場に到着した。ウエットスーツに水中メガネ、足ヒレを付けた坂口さんが「ここは８メートル前後のポイント」といい残して、船縁から大きな音をたてて水中へ。二、三度潜って、ミルクイガイを見つけたらしい。呼吸を大きくととのえて再び水中へ。今度は顔を出すまでがとても長く、こちらが不安になるほど。姿を見せたときには、ネットの中に大きな貝がはいっていた。これを繰り返すこと１時間で、約１０個のミルクイガイを獲った。