MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

旬のうまい魚を知る本 >

▼越前で越前ガニ、山陰では松葉ガニと名前が変わる

ズワイガニといえば、誰でも産地として日本海(対馬海峡以北)を思い浮かべるが、じつは銚子以北の太平洋側にも生息している。事実、平潟(茨城県)や原釜(福島県)などの太平洋岸の漁港で、少なくない量のズワイガニ水揚げを見かけたことがある。といっても主産地といえば、やはり日本海一帯とオホーツク海である
名前の由来は、ズワイガニのズは頭で、カニの王を意味することからとされる。また伸びた小枝を意味する「すわえ(楚)」から転じたという説もある。漢字で楚蟹と書くのはこの説による。古人はズワイガニの長い足を小枝に見立てたのであろう。石川県と福井県ではズワイガニを越前ガニ、島根県と鳥取県では松葉ガニと呼ぶ。




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070268


【辞典内Top3】 ▼漁師ご用達、肝の刺身  ▼トキシラズ、メジカ、ケイジの正体  ▼キビナゴとイカナゴは大違い  
【関連コンテンツ】

関連辞書

すし手帳 築地辞典 東京五つ星の魚料理 

関連書籍

 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト