MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

旬のうまい魚を知る本 >

▼100年以上の伝統を誇る由比のサクラエビ漁

駿河湾のサクラエビは宇治川、安倍川、大井川の淡水の混入する河口付近に群れを作る。それを狙って、由比、蒲原、大井川の漁師のみが出漁する。深海性のサクラエビがどのように発見されたのか、その逸話が由比に語り継がれている。明治27年(1894)、ある漁師が沖曵網漁に出て、浮き樽を網に結ぶのをうっかり忘れてしまった。そのため網は海深く沈んでしまい、舌打ちしたいような気分で(多分そうであったろう)網を上げてみると、偶然にもそこにサクラエビがはいっていた。それからサクラエビ漁が始まったという。物事の始まりとは案外こんな失敗からなのだろう




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070028


【辞典内Top3】 ▼トキシラズ、メジカ、ケイジの正体  ▼サメ皮でおいしくワサビをおろす  ▼極楽なり、浜でかきこむシビ茶漬け  
【関連コンテンツ】

関連辞書

すし手帳 築地辞典 東京五つ星の魚料理 

関連書籍

 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト