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雑学大全2ヒトの不思議 > 人体

盲腸
【もうちょう】

実は右下腹部の痛みは盲腸ではない?

右下腹部の痛みがあるという人がいると、日本人なら誰しもがつい、「盲腸じゃない?」といってしまう。盲腸は、ある意味、私たち日本人には身近で、現在ではあまり心配のない病気でもある。正式には急性虫垂炎というが、よっぽど悪化させてしまってひどい状況にならない限り、手術も比較的簡単な病気なのだ。ところが、この「盲腸は右下腹部の痛み」の常識が、実は必ずしも盲腸の痛みではないという。本当の虫垂炎の痛みは、むしろ右下腹部の痛みからはじまるケース少ないようだ。一般的に、急性虫垂炎はミゾオチの痛みにはじまって、腹部全体の痛み、左下腹部の痛みへ移っていく。右後ろの腰痛も多く、右下腹部痛に至ったときにはかなり虫垂炎が進んだ状態であるという。炎症を起こす虫垂突起は実際には右下腹部にあるのに、なぜ最初にミゾオチに痛みが来るのかというと、この辺りに自律神経のツボのようなものがあって、そこに炎症の痛みが投影されるからだそうだ




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全2」
JLogosID : 14820899

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出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
価格:2,160
収録数:1000
サイズ:25.6x18.4x3.6cm(B5判)
発売日:2004年8月
ISBN:978-4487801305

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