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雑学大全2学校じゃ教えてくれない?! > 歴史

トゥーマイ
【とぅーまい】

アウストラロピテクスはもう古い

「最初の人類はアウストラロピテクスである」。歴史の授業でそう習った記憶がある人も多いのではなかろうか。だが、その後の考古学的発見や研究の成果によって、これまでの人類進化の系統図が書き換えを余儀なくされているのだ。アウストラロピテクスは、いまから約四五〇年前のアフリカに住んでいた猿人で、直立歩行をし、簡単な石器を使うものもいたとされている。ところが二〇〇〇年、ケニアで六〇〇万年前のものとされる化石が、二〇〇一年にはエチオピアで五二〇?五八〇万年前のものと見られる猿人の化石が相次いで見つかった。さらに、二〇〇一年、フランスとチャドの共同研究チームによって発見されたトゥーマイ猿人は、七〇〇万年前の最古の人類とされ、世界に大きな波紋を投げかけた。トゥーマイ猿人は身長が一五〇センチほどで、顔面の長さが短く、犬歯が小さいこと、頭蓋骨から背骨につながる穴の位置などから、直立二足歩行が可能であったみられている。また、額が隆起していることからヒト属の祖先、猿人の一種であると確認されている。これまで多くの研究者たちは、化石が出土した場所がアフリカ東部や南部に集中していたため、ヒトが人類として進化をはじめたのは、アフリカ東部や南部ではないかと考えていた。ところがトゥーマイ猿人が出土したのはアフリカ中央部のチャド。サハラ砂漠の南の端に位置するジュラブ砂漠のあたりなのだ。しかも、ケニアやエチオピアで発見されている四〇〇万年以上前の人類化石とは、歯の形態が異なる独自の種であると分類されているため、人類誕生のストーリーの見直しを余儀なくされているのである。さらに、ケニアやエチオピアで発見された化石が顎や歯など部分的なものばかりで、顔を復元するには不十分だったのだが、トゥーマイ猿人は、頭蓋骨がほぼ完全な形で見つかったことも大きな話題を呼んだ。コンピュータ解析の結果、人類最古の祖先がどのような顔をしていたのかが推測できるようになったのである。ちなみに、「トゥーマイ」とは、現地語で「生命の希望」という意味である




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全2」
JLogosID : 14820596

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出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
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サイズ:25.6x18.4x3.6cm(B5判)
発売日:2004年8月
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