【雑学大全2】生活 > 食べ物
調味料
【ちょうみりょう】

砂糖と塩、いったいどちらが水に溶けやすい?
調味料の「さ・し・す・せ・そ」の代表格である砂糖と塩。いったいどちらがお湯に溶けやすいか。ご存知の通り、両方とも水には溶けやすいが、結論からいってしまうと、砂糖のほうが断然溶けやすい。一〇〇㏄の水に、塩は二六グラム程度しか溶けないが、砂糖は二〇〇グラムも溶けてしまう。また、温度を上げてみると、塩が溶ける量はさほど増えず、容器の底に結晶をつくってしまうが、砂糖のほうは、温度を上げることによって溶解度も抜群に上昇する。一〇〇度の熱湯には四八五グラムも溶け、透明度も美しく保たれる。これは、砂糖の分子と水の分子が水素結合によって、しっかり結合するからである。
![]() | 東京書籍 (著:東京雑学研究会) 「雑学大全2」 JLogosID : 14820560 |