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ディンブラ
【でぃんぶら】


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北東モンスーンの影響によって、ディンブラ地方の茶は1~2月がクオリティシーズンとなり、茶葉は花のような香りをつけます。
そのバラの香りにも似たやわらかい香気と、ブリスクとも呼ばれる爽やかな渋みが同地産茶葉の特長ですが、味わいは全体的に強すぎず、飲みやすい紅茶といえます。水色はオレンジがかった紅い色。クセがないことからブレンド用やアイスティーなどによく使われています。
ディンブラ地方は、スリランカの中では比較的新しい茶の産地で、これからの発展が期待されています。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504034 |