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ルフナ
【るふな】


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ルフナは、まだセイロン島が3つの国だったときの国の名の一つで、「南」を意味します。現在はサバラガムワ地方といい、セイロン・ファイブ・カインズ(スリランカ5大紅茶のウバ、ヌワラエリヤ、ディンブラ、キャンディ、同茶)の中で、一番標高が低く、気温が高い地域です。
同地産茶ルフナには、その環境ゆえの独特の味わいがあります。高い気温で育つ葉は通常より大きく、発酵が強くなるため、仕上がりの茶葉の色は濃くなります。しかし渋みはさほど強くなく、枯れ葉のようなスモーキーな香りを楽しめます。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504036 |