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ヌワラエリア
【ぬわらえりあ】


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ウバとディンブラの中間に位置するヌワラエリアは、スリランカの中で最も標高が高い地域で、朝夕の気温差が激しく、紅茶の栽培が始まる前は未開の地域でした。紅茶が栽培されるようになると、同時にそこはイギリス人の避暑地として発展し、"リトルイングランド"と呼ばれるようになりました。
同産地は、昼夜の大きな気温差によって、タンニンが多い個性的な茶を産みます。水色は橙色で、香りもダージリンのようにフラワリーでフルーティーです。日本茶に似た甘さもあり、日本人にも好まれています。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504035 |