【喫茶手帳】日本茶 >
土佐茶
【とさちゃ】
![](../dev/images/h-r-.png)
![土佐茶](../img/d017/85_f.jpg)
★
土佐地方の山間部には、古来より在来種の山茶がたくさん自生しています。その繁茂する山茶を修行中の弘法大師が見て、喫茶法を伝授したのが土佐茶の始まりといわれます。
現在は、主に四万十川や仁淀川などの大型河川流域の山間部で栽培され、川霧と昼夜の温度差、石灰質を含む土壌という茶栽培には恵まれた環境の中で、ひときわ香りとコクが強く、深い甘みを持った個性的なお茶が育っています。
なお、高知県は、わずかですが、伝統的な製法の碁石茶の産地としても有名です。
![]() | 東京書籍 (著:作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会) 「喫茶手帳」 JLogosID : 8504061 |