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のどぶえ
【のどぶえ】


呼吸をする際の空気の通り道、気管のこと。気管は先端がのどに繋がり、後端は気管支に分岐する円筒状の長い管。のどからそ嚢(とりガツ)近くまでは食道と密着して走っている。そのためか、気管と食道を一つ串に刺して提供する店もある。写真の串は気管のみを刺したものだ。
細い管の周りを脂と身肉がみっしり取り巻いている様子が、写真からもよくわかる。管の部分はなんこつ風のこりこり、脂はジューシーで甘い。こりこり感と脂感が競演しつつ、塩で焼いた味は案外さらりとしている。この串1本が5羽分とレア。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015129 |