【焼肉手帳】鶏肉 > 正肉・内臓
手羽先
【てばさき】


翼の先端から肘にかけて、翼を動かすためのさまざまな筋肉が寄り集まっている部分を指す。
そのいろんな肉が集まった部位を、皮を残し、骨をつけたまま焼くのが手羽先のスタイルだ。鶏肉は骨つきのまま焼くほうが、骨からにじみ出るエキスが肉に移って、いっそう味わいが増すのだという。
さらりと塩を振って焼けば皮・肉・脂が渾然と融合して、脂と甘さのバランスは申し分なく、かつ肉そのものの食べごたえも十分以上に楽しませてくれる。皮・肉・脂の三拍子をそろえて焼鳥の王道を行く手羽先を「焼鳥ではこれがゼッタイ一番」とする熱烈なファンも多い。食べるときは、骨をくじるように回すと肉がうまく外れます。試してみてください。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015114 |