【焼肉手帳】鶏肉 > 正肉・内臓
ささみ
【ささみ】


大きなむね肉の内側にある。体内で一番使わない筋肉だからやわらかく、脂肪も少ない。牛や豚でいえばヒレに当たる。ささみの名は、形が笹の葉に似ていることから。
焼き方はレアがいい。透き通ったピンクの肉が、うっすら白く変われば食べごろ。色加減よくレアに焼き上げるのが、職人の腕の見せどころだ。
ほんのり甘い身はやわらかく、心なごむようなやさしく上品な味わい。塩であっさりと焼いた淡泊な身に、わさびと刻み海苔がことのほかよく合う。そばにたとえればささみはざる、むね肉はもりといったところ。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015112 |