【焼肉手帳】馬肉 > 正肉・内臓
心臓
【しんぞう】


牛・豚ではハツ(heart)と称することが多いが、馬の場合はストレートに「心臓」と呼ぶのが一般的なようだ。馬1頭から当然一つしか取れないわけで、これも稀少な部位といっていい。したがって常備されることはあまりなく、めぐり会う機会があったらぜひ味わっておきたい。
ご覧のとおり脂のないさらりとした身は赤身肉に似て、さっくりした歯ごたえと、味らしい味はないといっていいほどの淡泊さが特徴だ。いくらでも食べられるが、レアだとわずかに血の匂いを感じさせる。突き出しなどに使われることが多い。刺身もいい。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015102 |