【焼肉手帳】豚肉 > 内臓
ハツ
【はつ】


心臓。重さは平均300gくらいと、牛の3分の1ほど。脂肪が少なく、また筋繊維が細くて緻密なため、肉質はこりこりしている。クセや臭みが少なく、牛より淡泊だから、持ち味がくっきり生きるよう、やや厚めに切る。牛ハツ同様、周りにきれいな脂がついているものが上質という。
強火で表面を炙る程度にふっくらと焼く。ぷっくりした歯ざわりでさくっと歯切れよく、噛みしめれば甘さに混じって深い味がにじむ。ビタミンA・B1・B2・B6、鉄分、タウリンを多く含み、疲労回復や美容に効果大。網焼きや鉄板焼きもいい。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015071 |