【焼肉手帳】牛肉 > 内臓
ギアラ
【ぎあら】


第四胃(生物学的には、牛の4つの胃のうちで、本来の胃の働きをしているのはこの第四胃のみという)。
表面のぬめりをしっかり取ることで味わいが増し、食感もよくなる。身が硬いため、食べやすく、また火のとおりがよくなるように、裏面にしっかり隠し包丁を入れてある。
全体に脂肪が豊富な、しこしこした歯ごたえの脂系。この歯切れと、ほんのり上品な甘さとの塩梅はいうことなし。第四胃上部の肉厚で脂の多い部分=ギャラ芯と、そうでない部分=ギアラの2つに分けるのが普通。別称のアボミは英名のAbomasumから。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015043 |