【焼肉手帳】牛肉 > 正肉
イチボ
【いちぼ】


サーロインにつづく、腰から臀、ももにかけての部位をランプ(rump=臀肉の意。やわらかく脂肪が少ない赤身肉)といい、イチボ(aitchbone=臀の骨=の転訛。H boneとも)はそのうち、臀の骨周りの小部位を指す。両者をまとめてランイチ、また単にランプと総称することが多い。
肌理が細かく脂肪もあっさりした赤身肉のランプに比べて、見てのとおりさしがよく入って、歯ごたえもずっとしっかりしている。味はいかにも肉らしいといえるが、独特のクセがあり、これが好き嫌いの分かれるところ。たれで食べるのが一般的。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015014 |