【焼肉手帳】牛肉 > 正肉
くらした
【くらした】


ロースは、首の近くから腰にかけての背中側の肉の総称。首に近い肩ロース、背中央部のリブロース、腰に近いサーロインの3つの部位に大別する。肩ロースは肉厚でやわらかく、肌理も細かい質のよい肉で、特に上質のものはサーロインにも匹敵する。
くらしたはその肩ロースのうち、首にもっとも近い部位にあたる。ざっくり厚切りの肉には豊かな霜降りの脂肪が差して、焼かれるのを「今か今か」と待っているようだ。肉と脂のバランスがよく、あわあわした甘さはとても品がいい。うっすら塩を効かせてレアで、わさびをのせて味わいたい。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍出版編集部) 「焼肉手帳」 JLogosID : 8015008 |