【全国五つ星の手土産】九州・沖縄 > 長崎県
九十九島せんぺい[九十九島グループ]
【くじゅうくしませんぺい】

西海国立公園を代表する
ロングセラー60年余の銘菓
![九十九島せんぺい[九十九島グループ]](../img/d054/temiyage346.jpg)
昭和23年に小さな菓子店として誕生。昭和27年に本格的な菓子製造販売会社を設立するが、その前年に発売した九十九島せんぺいが好評で、現在もなお代表銘菓としてロングセラーを続けている。佐世保港の沖合に島々が点在する名勝・九十九島の名を冠したこの菓子は、一般の煎餅のように米粉ではなく、小麦粉にピーナッツを練り込んで焼いた洋風煎餅。海亀の甲羅をかたどった六角形は海を表し、ピーナッツは九十九島の大小の島々を表現しているという。ぱりっとした歯ざわりのよさが持ち味で、厚さは6㎜もあり、ピーナッツの香ばしさが味わいに深みを加えている。
ほかの商品も次々と登場しているが、中でも長崎県産の飛魚の乾燥粉末を生地に練り込み、飛魚の魚醤を味付けに使う、自然の香り豊かなあご煎餅も評判が高い。また、多くの洋菓子も作っており、こちらも人気。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「全国五つ星の手土産」 JLogosID : 14071945 |