【全国五つ星の手土産】九州・沖縄 > 福岡県
お茶々万十[富貴]
【おちゃちゃまんじゅう】

伝統手法を継ぎつつひと工夫
ほうじ茶と黒糖入りの蒸し饅頭
![お茶々万十[富貴]](../img/d054/temiyage329.jpg)
テーマは「新しいコト…いつも富貴から」。比較的新しい店ながら、ひと工夫された確かな味わいの和菓子が人気を得ている。歴史ある名立たる和菓子も、先人たちが新しいことにチャレンジした結果作り出されたもの、「富貴はそのチャレンジ精神を受け継ぐ和菓子をずっと作り続けてまいります」と代表の松本弘樹さん。
お茶々万十は、店の屋号にもなっている茶饅頭。皮には水の代わりに京都のほうじ茶を使い、名称はそれに由来する。純粋な大島糖を混ぜ込み、しっとりして優しい香り。ふっくら蒸し上がり、北海道産白インゲンと小豆を独自の製法で練り上げた餡もくせがなく、多くの人に好まれている。そのほか夏にふさわしい和菓子も多彩だ。博多の夏の風物詩、博多山笠の勢い水を表現した水しぶきは、淡雪と錦玉の干菓子。長法被と赤手拭をテーマにした個装デザインも好評だ。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「全国五つ星の手土産」 JLogosID : 14071928 |