【全国五つ星の手土産】近畿 > 滋賀県
比叡杉羊羹[大津菓子調進所 鶴里堂]
【ひえいすぎようかん】

比叡山の千年杉を写した
ユニークでお洒落な筒型羊羹
![比叡杉羊羹[大津菓子調進所 鶴里堂]](../img/d054/temiyage212.jpg)
明治29年(1896)創業。京菓子と並ぶ大津菓子の流れを伝える和菓子の老舗、鶴里堂の屋号は、比叡山より望む大津の里が鶴が翼を広げた姿に似ていたため「鶴の里」と呼ばれていたことにちなんでいる。
代表銘菓の比叡杉羊羹は、比叡山延暦寺の千年杉の姿を家伝の本煉羊羹に写したもの。厳選した寒天と砂糖を煮溶かし、北海道産小豆の自家製餡を加えて、ひと釜ずつじっくりと練り上げた逸品だ。丸い筒型のパッケージは、細い糸を引っ張るとフタが取れ、底を押し出すと羊羹が現れる仕組み。包丁を使わずに食べられるので旅先でも便利だ。小豆のほかに抹茶味があり、違った味わいを楽しめる。
このほか、全国の音百選に選定されている「三井の晩鐘」の伝説によった干菓子・御井や、志ゞみ飴、若鮎飴など、大津ならではの伝統ある銘菓が揃っている。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「全国五つ星の手土産」 JLogosID : 14071811 |