【全国五つ星の手土産】東海 > 岐阜県
飛騨のかたりべ[飛騨菓子匠 音羽屋]
【ひだのかたりべ】

昔の駄菓子をより上品な茶菓に
飛騨の温もり溢れる懐かしい味
![飛騨のかたりべ[飛騨菓子匠 音羽屋]](../img/d054/temiyage188.jpg)
飛騨の駄菓子を作り続けてきた老舗。「江戸時代末期頃から庶民の粗菓として作られた駄菓子を、できるだけその頃のまま今に伝えたい」という言葉どおり、店には駄菓子が目白押しだ。黄な粉の練り菓子の甘々棒、いろいろな穀物を煎餅状に固めたこくせん、落花生を飴で固めた豆板など懐かしい味が揃い、かりんとうやおかきの種類も豊富。色のきれいな飴や金平糖が彩りを添え、いっそう楽しさをかきたてる。昔ながらの、明治時代のあんぱんなどもあり、いずれも素朴な美味しさ。
そうした駄菓子作りの中から生まれた茶菓子が飛騨のかたりべ。駄菓子によく使われる香煎(麦こがし)と黄な粉の練り菓子だが、薄く延ばし、切り分けて糖蜜をからめ、上品に仕上げている。30年ほど前に誕生し、今では飛騨銘菓として定着した。ほかに特製くるみ最中、季節の饅頭、いもようかんなども人気。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「全国五つ星の手土産」 JLogosID : 14071787 |