【全国五つ星の手土産】関東 > 東京都
大学最中[本郷三原堂]
【だいがくもなか】

真ん丸の形が素朴な
創業時からのロングセラー
![大学最中[本郷三原堂]](../img/d054/temiyage116.jpg)
初代は水天宮の三原堂で修業し、暖簾分けで昭和7年(1932)に独立。大学最中は、店のすぐ近くの東京大学にちなんで名付けられた、創業以来の看板商品だ。いずれもつぶ餡の小豆餡と白餡の2種があり、小豆餡は十勝産小豆を、白餡は白インゲン豆を使用している。じっくり時間をかけて仕上げた自慢の餡を、さくさくの皮にたっぷり詰めて、ひと口噛めば素朴で優しい甘さが口いっぱいに広がる。
本郷焼は、どらやきをいわば本郷三原堂流にアレンジしたもの。滋味も香りも豊かな沖縄・波照間島産の黒糖を使った生地で、刻んだ栗入りのこし餡をはさんであり、大学最中に劣らず人気がある。
ほかにも季節の上生菓子、旬の味を生かした焼き菓子、軽い歯ごたえの塩せんべいなど、仕込みから製造、包装まですべて心を込めた手作業の和菓子が豊富に揃う。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「全国五つ星の手土産」 JLogosID : 14071715 |