【全国五つ星の手土産】北海道・東北 > 青森県
津軽飴[上ボシ武内製飴所]
【つがるあめ】

青函連絡船みやげでも愛された
150年の老舗が守る津軽の味
![津軽飴[上ボシ武内製飴所]](../img/d054/temiyage19.jpg)
上ボシ武内製飴所の創業は安政5年(1858)。当主は代々武内喜兵衛を襲名し、現在は八代目。かつて津軽藩主が領民の糧にと作らせたという津軽飴の歴史を受け継ぎ、青函連絡船の時代には乗客の手みやげとして人気を集めた。良質の澱粉から作る津軽飴は、とろりとしてつややかな黄金色の水飴。深みがありながら素直な甘さが、口に含むと心を和ませてくれるようだ。よけいな添加物はもちろん砂糖も使わず、自然食品としての評価も高い。
昭和40年代からは、青森産の紅玉リンゴを砂糖煮にしたほほ紅など、郷土にちなんだ菓子製造にも着手。平成12年には3年かけて開発した自慢の商品、ゴム容器に入った玉ゼリーを発売した。かわいい形とぷるぷるした食感の果実を使ったゼリーで、巨峰やブルーベリーなどがあるが、地元産カシスを使った、かしすじゅえるが特に人気を呼んでいる。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「全国五つ星の手土産」 JLogosID : 14071618 |