【東京五つ星の中国料理】中国料理 > 新宿区
龍公亭
【りゅうこうてい】
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明治創業のすし屋が前身
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明治22年(1889)にあやめ寿司の屋号で現在地に創業。大正13年(1924)に「これからは中華が世界中に広まる」と当主が一念発起して2階部分を改装、横浜の南京町でコックを探して中華料理店を開いた。神楽坂の花柳界華やかなりし時代、先見の明は見事に当たり、各界の著名人や芸者らで大いに賑わったという。
常に先を見据えて新しいことに挑戦する心意気は4代目の今も受け継がれている。平成20年に新装した現店舗は料理が出てきてようやく中華料理店と気づくほどポップでモダン。そんな店内で、赤坂璃宮などで修業した飯田竜一料理長が作る正統派の中国料理が味わえるのだから楽しい。千葉の契約農家から届く新鮮野菜を使う中国野菜炒めは味付けが選べ、芝海老と揚げ豆腐の煮込みは注文を受けてから豆腐を揚げるなどさりげなく手間をかけている。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「東京五つ星の中国料理」 JLogosID : 14071170 |