【東京五つ星の中国料理】四川料理 > 板橋区
蜃気楼
【しんきろう】
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会話と酒で楽しむ手作り四川
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時代を感じさせるモルタルビルの1階、以前は小料理屋だったという店はカウンター6席に小上がり1つときわめて狭い。営業時間も短いため、一旦満席になると、たいていの場合閉店まで席は空かない。主人の高橋宏さんは本物の味を求めて毎年、四川や北京、台湾などへ足を運ぶ。その気さくな人柄と、楽しい土産話に引かれて集う常連も多い。この店では2人以上で席の事前予約が大前提。できれば食べたい料理も予約時に伝えておけば、完璧だ。
料理は他店ではなかなか食べられない本場指向の四川料理。現地に行った際に大量に仕入れる数種類の醤油や山椒、唐辛子を使い、刺激的な香りと味を楽しませてくれる。食べて飲んで1人3000円程度の予算で大丈夫というところもうれしい。料理とお酒とおしゃべりにあふれた、楽しい夜を過ごそう。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「東京五つ星の中国料理」 JLogosID : 14071172 |