【東京五つ星の魚料理】フグ料理 > 中央区

銀座鳴門
【ぎんざなると】

「おもてなし」の心を第一に

昭和８年（１９３３）の創業時から当地に店を構える鳴門は、銀座では知られたフグ料理の老舗。三代目当主の矢向直人さんは、先々代、先代から承け継いだ伝統を背に、腕に縒りをかけて、みずからフグを引く。

使用するのは、下関でも一番大きな専門卸が選別した、最高の天然トラフグのみ。

これを下関で修業した三代目以下、フグを知り尽くした3人の板前が調理する。

長年かけて「品質を追求するクセ」がついているから、素材は万全。「専門店として蓄えた力」があるから、そもそもだしの取り方からしてひと味違う。銀座で長く店をつづけてきたプライド、それをわかってくれる客。だからこそ「料理もさることながら、大切にしたいのはそんなお客さまへの『おもてなし』です」と三代目は言葉を強める。