【東京五つ星の魚料理】郷土料理・地魚料理 > 中央区
土佐料理 祢保希 銀座店
【とさりょうり ねぼけ ぎんざてん】
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クエは産地の契約生け簀から
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昭和55年の開業以来、船底天井に太い梁などがっしりした古民家風の座敷で食べる土佐料理、なかでも生鮮魚介を大皿に豪快に盛った皿鉢料理を看板にしてきた大型店。ミンククジラの赤身やサエズリを特製のだしで炊く、鯨ハリハリ鍋もよく知られているところ。
近ごろ売り出し中のもう一枚の看板が、白身ながら豊かな脂が好まれている大魚・クエだ。始めたころはそうでもなかったけれど、今は人気が高いうえ漁獲も減ってきた。そこで当店では、長崎県に設けた生け簀に五島周辺で一本釣りしたクエを飼い、安定供給に努めている。クエは大きいから血抜きが大事。生け簀を長崎に造ったのも、もともとクエの本場の長崎にはその名人がいるからという。
クエの多彩さを味わうには鍋がいい。小人数でも楽しめるアラカルトもそろっている。冬はクエ、でいかが。
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子/選) 「東京五つ星の魚料理」 JLogosID : 14071006 |