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旬のうまい魚を知る本 >

▼メンメ料理はシンプル・イズ・ベスト

ウトロの漁師宅で漁師流メンメの湯煮をご馳走になった。ウロコとエラ、ハラワタを除いたメンメを、少しの塩を加えた熱湯に通しただけの簡単料理。大きな1尾が皿にどーんとのっているだけの素っ気なさ。それがうまいのなんのって、はしたないと思いつつも、チュバチュバ音を立てて骨までしゃぶりつくしてしまった。にじみ出る旨味はこってりしているけれど、嫌みを少しも感じない。メンメ料理の真骨頂である
「メンメ漁のときに湯煮は沖でよく食べるよ。船上では忙しいこともあって、ウロコもエラもハラワタも取らないよ。生きているのをそのまま湯に通す。一度焼いてから湯に通すこともあるな。食べるときに箸でウロコを除いて食べるのが漁師流だ。これはなんといっても、船の上で食べるのが一番だね」




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070571


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 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

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