MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

旬のうまい魚を知る本 >

▼エサは生きたモイカの1尾付け

クエは和歌山県や高知県、九州各地で多く漁獲され、よく食べられてもいる。そんな産地の中でも和歌山県日高町阿尾(あお)は見逃せない。なにしろ、この小さな漁村の白鬚神社では、毎年10月の第一日曜日に、その名もクエ祭りが開かれるのだ。その年の一番クエを神輿(みこし)にして、それを奪い合う勇壮なけんか祭りだ。
阿尾の民宿「共栄」の主であり、漁師でもある脇山秀之さんにクエ釣りについて話を聞いたことがある。「エサは生きたモイカを1尾付け。大物だからハリもこれぐらい大きい」と自分の節くれ立った指を見せた。モイカとはアオリイカのことだ。脇山さんはクエ狙いの遊漁船も出しているから、腕に覚えのある方はぜひ。数十キロのクエを釣り上げたら、親類中を招待して大盤振る舞いしても、なお食べきれないにちがいない。




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070507


【辞典内Top3】 ▼キビナゴとイカナゴは大違い  ▼トキシラズ、メジカ、ケイジの正体  ▼強烈なヌメリを取り除く効果絶大な方法  
【関連コンテンツ】

関連辞書

すし手帳 築地辞典 東京五つ星の魚料理 

関連書籍

 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト