MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

旬のうまい魚を知る本 >

▼ヒレも小骨もポリポリと

新島で漁師のおかみさんたちから、タカベ料理をご馳走になる機会があった。料理といっても、塩焼き煮付けの2種類。こんがり焼いたのに箸を付けると、身がほろっとくずれた。舌にのせると旨味が口いっぱいに広がってきた。よく焼いてあるので、ヒレとその根元の小骨もポリポリと噛み砕いて、その歯ごたえを楽しんだ。煮付けは浜特有の濃いめの味付け。ちょっと味と香りにクセのあるタカベには、このほうが合っているようだ
その日に泊まった民宿「うへい」の夕食でも、タカベ煮付けが食卓にあった。「島の特産だから切らすわけにいかない」のだそうだ。この日2尾目の煮付けぺろりとたいらげてしまい、満ち足りた気分の夏の一日になった。




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070432


【辞典内Top3】 ▼赤・金・黒と、生息する場所によって体色が異なる  ▼鮮やかな赤色は血にヘモグロビンが含まれているため  ▼卵を抱えるメスの商品価値が高い  
【関連コンテンツ】

関連辞書

すし手帳 築地辞典 東京五つ星の魚料理 

関連書籍

 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト