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旬のうまい魚を知る本 >

▼幼魚のウリンボは味がよくない

『本朝食鑑』にはイサキは「味はひ最も佳ならず。魚中の下品、民間の嗜むところなり」とある。あのうまい魚をここまで酷評するには、なにかわけがあるにちがいない。勝手に想像すると、この作者はイサキの幼魚を食したのではないか。漁師や釣人は20センチ以下のイサキを「ウリンボ」といってきわめて軽んじる。子イサキの縞模様がウリンボ(イノシシの子ども)の縦じまに似ているため、このあだ名がある。ウリンボは成魚に比べると、脂がのっていないし、旨味も少ない。『本朝食鑑』の作者がウリンボを評したのなら、「味はひ最も佳ならず」も仕方ない。
繰り返すが、成魚のイサキは特有の香りを持った美味な魚である。ことに6~7月のイサキのうまさについては誰もが認めるもので、けっして「佳ならず」ではない。




東京書籍 (著:東京書籍)
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070403


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 東京書籍「旬のうまい魚を知る本」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京書籍
価格:1,836
収録数:650匹
サイズ:18.6x13x2cm(四六判)
発売日:2002年8月
ISBN:978-4487797776

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