【旬のうまい魚を知る本】 >
▼小川原湖には陸封型と遡上型が生息する

北海道や東北ではワカサギとよく似た魚と混同して、チカと呼ぶことが多い。ワカサギ生息地の小川原(おがわら)湖(青森県)沿岸でもワカサギをチカと呼ぶ人がいる。その小川原湖は、川と海を往復する遡上型のワカサギと、海に下りない陸封型のワカサギが一緒に生息する珍しい土地。遡上型は体が比較的大きくて背が茶褐色、陸封型は小型で背が黒っぽいという。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍) 「旬のうまい魚を知る本」 JLogosID : 14070313 |