【旬のうまい魚を知る本】 >
▼「サバを読む」の由来は諸説ある

数量をごまかすことを「サバを読む」という。この由来には諸説ある。一つは昔の商売人はサバを独特な数え方をして、数をごまかして漁師から安く買っていたからという説。またすし屋がにぎるたびにさば(生飯)と呼んでいた飯粒を置いて、客が食べたにぎりずしを数えていたからともいわれる。以前は魚の乾物市を「いさば市」といい、ここでは商品を猛スピードで数えて数をごまかしていたので、「いさば読み」から転じたという見解もある。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍) 「旬のうまい魚を知る本」 JLogosID : 14070212 |