【旬のうまい魚を知る本】 >
▼古くから大量にとられ、食用にされていた

日本近海に生息するサバの多くは、マサバ(ホンサバ)とゴマサバの2種類。単にサバといったときは通常マサバを意味する。サバの語源は「数が多い」意味の古語「サハ」から転じたという説がある。このことから古くから大量にとられ、また食用にされていたことを想像できる。今もマサバは北海道から九州までの日本各地で盛んに水揚げされ、いろいろな料理でわれわれの食卓を飾る。「秋サバ」という言葉がある通り、旬は秋である。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍) 「旬のうまい魚を知る本」 JLogosID : 14070211 |