【旬のうまい魚を知る本】 >
▼城下ガレイは活魚でこそ価値がある

日出町漁協所属の漁船総数約200隻のうち、50隻弱が城下ガレイを狙って出漁する。漁法は建網(たてあみ)漁。水深14~15メートルの魚の通り道に、高さ1メートル50センチ、長さ300~400メートルの網を仕掛ける。通常は午前6時前後に網入れして、翌日の午前中に網上げする。漁獲の少ない時期には2日おいてから網を上げるときもある。生きて漁獲したカレイは、船の生簀(いけす)に生かしておいて活魚で水揚げする。たとえ城下ガレイであっても、死んだものは価値が半減どころか4分の1まで下がるとか。
![]() | 東京書籍 (著:東京書籍) 「旬のうまい魚を知る本」 JLogosID : 14070043 |