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雑学大全2生活 > おもちゃ

大人のオモチャ
【おとなのおもちゃ】

平城京の華麗なる性文化をしのばせる、ある出土品とは?

大人のオモチャ」というのは最近の代物かと思いきや、これがかなり昔からあったようだ。かつて「張形」と呼ばれた男根をかたどったオモチャは、独り身の女性がこっそり隠し持って使っていた。江戸時代には、女の園だった大奥では必需品でもあったと、当時の風俗を知る手がかりになる書物には記されている。しかし、表には出なかったものの、張形の歴史は実はもっと古い。平城京の出土品のなかに、その現物があったのだ。平城京の御所跡のなかに、采女という食事係が使っていたと思われるゴミ捨て場がある。その場所で、こっそり紙に包まれた直径約三センチ、長さ約一八センチの棒状のものが見つかった。これが現存する日本最古の大人のオモチャといえる。采女は食事係だけに、関わったのが女性だったことは間違いなく、御所勤めは独身女性に限られていたから、使い道は自慰用具以外に考えられない。当時の自慰用具はウドカズラというつる草製で、つるつる滑らか肌触りだったという。少し反りぎみで、先のほうには二本の溝が彫ってあった。棒の根本には穴が開いていて、おそらく紐を通して使ったのだろうと推測されている。同様の出土品が、平城京だけでなく、宮城県多賀城市、静岡県浜松市でも発掘されていて、奈良時代の性生活の知恵をうかがわせる。




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全2」
JLogosID : 14820128

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出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
価格:2,160
収録数:1000
サイズ:25.6x18.4x3.6cm(B5判)
発売日:2004年8月
ISBN:978-4487801305

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