【イタリアン手帳】チーズ >
リコッタ

リコッタ

ri(リ)は「二度」、cotta(コッタ)は「煮る」の意。ミルクを加熱し凝固剤を加えてチーズを作るときに出る乳清(ホエー)を、さらに煮詰めて作るので、この名がある。主原料は羊や水牛の乳もあるが、日本では牛乳がほとんど。脂肪分が少なく、豆腐を裏ごししたような食感。デザートによく使われ、なかでもシチリア名産のカンノーロやカッサータが有名。ほか、詰め物パスタの具材などにも使う。
タイプ=フレッシュ
主原料=牛乳(イタリアでは羊乳、水牛の乳もある)
DOP 認定(羊乳のリコッタ・ロマーナのみ。ラツィオ州)
![]() | 東京書籍 (著:岸 朝子) 「イタリアン手帳」 JLogosID : 8541206 |