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ディアボラ

ユニークな姿形から連想、悪魔風と呼ばれる鶏の丸焼き

ディアボラ

diavola(ディアボラ)は本来「悪魔の」という形容詞。alla diavola(アッラディアボラ)で「悪魔風の」となる。丸ごと1羽の鶏を使い、皮をぱりっと香ばしく、中はジューシーに焼いた、トスカーナ生まれの鶏料理だ。その鶏がどうして悪魔となるのか? 突き出た手羽や脚がマントを広げた悪魔の姿のようだとか、悪魔の顔に見えるとかいうのが一番の理由らしい。最近では、外側にたっぷりマスタードペッパーを塗りつけて焼くので、その辛味を悪魔風といったとか、さらにはニンニクローズマリーを使うことに関係があるという説も。

小悪魔風と称されることもあるが、そんなかわいらしいものというよりは、本来は大胆で素朴な郷土料理。シンプルに豪快に味わいたい。写真はルッコラとプチトマトを添えて賑やかに。




東京書籍 (著:岸 朝子)
「イタリアン手帳」
JLogosID : 8541094

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出版社:東京書籍[link]
編集:岸 朝子
価格:1,512
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ISBN:978-4487804054

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